YouTubeで神輿の動画。一番見られてたのは、半纏姿の金髪姉ちゃんだった。
今日は、YouTubeで投稿している神輿の動画の分析から分かった”金髪姉ちゃんの人気さ”について書きます。
今年で、YouTubeで投稿を始めて4年目。過去には、自宅でユニフォームを着て、野球教室をしたり、時事問題を解説したり、料理を作ったりしながら、今は地元での神輿と、エンタメ系トーク動画を中心に投稿しています。まさにリーンスタートアップの体験。
リーンスタートアップのポイントは、新たな事業を小さく始めて成功しそうかどうかを早期に見極め、芽がないと判断したら、すぐに製品やサービスを改良したり、事業の内容を一新したりして、軌道修正を繰り返すことにある(*1)
分析対象としたのは、2014年 私の地元 千葉県銚子市の銚子みなとまつり(神輿パレード)の動画
検索ランキングのほとんどが「銚子 神輿」で埋まっていることから、神輿の動画のニーズが高いということはわかっていました。そこで、より長く見られる動画制作をするために3つの分析をすると意外なことがわかりました。それは、金髪姉ちゃんの視聴者維持率の高さ。
分析1
まず、再生回数ランキングトップの総集編は、約25分ありますが、3分ほどしか再生されていません。これは、総集編ということで神輿が始まる前の様子、子供神輿から撮影したことで時系列を意識したのが裏目に出たのでしょう。
「さっさと、神輿を揉んでるとこを見せろよ」と視聴者が思ったことで、早期離脱になったと考えられます。
分析2
各神輿を撮影した1~3分程度の動画を比較。なぜ、再生リストを使うのか?この効果は、後日書きます。
分数が短い=最後まで見られやすいという見方もできますが、総集編と比較すると一目瞭然。神輿を揉んでる所=視聴者が観たいシーンだと考えました。
分析3
しかし、視聴者維持率のグラフの下降具合を見ると、
約1分で、視聴者維持率7割(50秒)を記録している動画がある。
神輿を揉んでる分数は短く、遠くからの撮影で、担ぎ手ならではの寄った映像でもない。
考えぬいた結果、この動画は終始女性が映っているということがわかりました。手前に映る2名の金髪姉ちゃんです。
分析の結果、視聴者を惹きつけたのは、半纏姿の金髪姉ちゃんではなかったのか?ということになりました。
サムネイル画像は、金髪姉ちゃん。
2014年 銚子神輿パレード 獅子睦の神輿 - YouTube
*1
「リーンスタートアップ」─小さな失敗を重ねて育てる:日経ビジネスオンライン(2014年10月10日 閲覧)