【比較】 スマホの写真を保存するのは、Google＋とonedrive どっちがいい？

今回は、タイプ別　クラウドを使ったスマホの写真の保存と管理方法についての話しです。

スマホだけで写真を管理するアプリはあるのですが、スマホでも、PCからでも同一の写真を見ることができるほうが便利だと思うので、クラウド機能を使ったGoogle＋のフォトと、onedriveを紹介します。

サービス概要

Google＋フォト

1、Googleが提供するSNSサービスのGoogle＋で写真を保存　共有できる機能。

2、利用には、アカウントが必要。

3、クラウド機能でPC、スマホアプリ、タブレットのアプリで使うことが出来る。

ここに保存しておけば、スマホのギャラリーから写真を削除しても問題ない。SDカードの容量を有効活用できる。

onedrive

1、マイクロソフトが提供するword excel power pointなどのoffice文書、写真を保存　共有できる。

2、利用には、アカウントが必要。

3、クラウド機能で、PC、スマホアプリ、タブレットのアプリで使うことが出来る。

ここに保存しておけば、スマホのギャラリーから写真を削除しても問題ない。SDカードの容量を有効活用できる。

結論

「どのように、スマホの写真を管理したいか？」のタイプで分かれることになりました。

タイプ1、写真は保存したいけど、あまり見返さない。

こうした使い方であれば、Google＋フォトで管理するのがオススメ。

タイプ2、写真は保存する。そして、しっかりと管理して見返したい。

こうした使い方であれば、onediveで写真を管理するのがオススメ。

2つに共通する便利な点

自動バックアップ機能。Google＋フォトと、onedriveには、自動バックアップがあります。これを設定しておけば、クラウド機能によって、スマホで撮影した写真がすぐにPCからも見ることができるようになります。

Google＋フォトの便利な点

Google＋フォトの便利な点は、一般的な写真であれば容量無制限で保存することができることです。

写真は300万画素相当のサイズ（長辺2,048ピクセル）であれば無制限。何万枚でも保存してくれます！

300万画素相当のサイズを超えるフルサイズであれば、約15GBまで（1枚当たり800万画素、3MBとして約5,000枚）。また、15分以内のフルHD動画も無制限に預かってくれますよ。（1）

この容量無制限は、Google＋フォトだけです。onedriveをはじめとした他の写真管理サービスは、容量が有限です。許容量を超えるならば、有料プランを契約しなくてはいけません。（2）

onedriveの便利な点

onedriveの便利な点は、タグ付けとフォルダ分けができることです。

＊ファイル名とタグは別物です。

まずは、「これは、食べ物」「こっちは、デート」とタグを付けて管理することをオススメします。その次に、「食べ物」「デート」とフォルダ分けをしていくことも良いです。

なぜタグ付けが便利なのか？

写真を見返すときに検索となると、ファイル名以外には日本語　英語で付けたタグが検索対象になるからです。

先ほど、ファイル名とタグは別物だと言いましたが、ファイル名を変えることなくタグは付けることが出来ます。ファイル名は重複しないように付けないといけない決まりがあります。面倒くさいのです。だったら、ファイル名はそのままでタグでグループ管理したほうが良い。

ファイル名で検索するのは、１枚ずつの写真を検索するイメージ。タグ付けは「食べ物」タグというグループに所属する写真を検索するイメージです。タグのほうが効率的ですよね。

フォルダ分けは、検索対象には何のプラスの影響もないですが、見た目が綺麗になります。

一方で、Google＋フォトには、人物タグしかありません。「名前タグを付ける」というやつです。

「この写真の人物は、◯◯です。」とタグを付けることはできるけど、「この写真は、デート」とタグを付けることは出来ません。人物が映っていない画像には、「名前タグを付ける」の表記もありません。

実は、Google＋フォトの前身のPicasaには、普通のタグと人物タグがありました。しかし、統合後には人物タグしか残されませんでした。（3）

では、Google＋フォトでどう管理するかというと、ファイル名です。そう、ファイル名を付けるのは面倒くさい。だから、Google＋フォトは管理に向いていない。

まとめ

Google＋フォトとonedriveを比較してわかったことは、普通に写真を保存しておきたいならば、容量無制限のGoogle＋を使うことが無難だということです。ただし、人物以外のタグ付けが出来ないので、検索がしにくい。だから、「写真を保存するけど、あまり見返さない」という人にオススメです。

一方のonedriveは容量は有限ですが、タグ付けが出来るので検索がしやすいことが特徴です。なので、「写真は保存もするし、あとで見返すためにもしっかりと管理しておきたい」人に、オススメです。

参考サイト

（1）、機種変更の時も安心！写真を無制限に保存してくれる『Google+』の【小技】を利用しよう | andronavi スマホアプリが見つかる！

（2）、OneDrive のプラン

（3）、Picasaウェブアルバムは終了間近。PicasaのURLはGoogle+にリダイレクト中 - TechCrunch