【スマホ】 格安スマホだからこそ、電話代を安くするには、普通の電話と電話アプリを使い分ける。
この記事では、格安スマホ(所有端末 Ascend Mate7)で電話代を安くするために、着信用として従来の080から始まる電話番号と、発信用として電話アプリを使い分ける方法を紹介します。
なぜ、面倒でも使い分けるのか、その答えは格安スマホと回線の関係にあります。電話アプリ各社の比較は、他の記事を参照してください。今回は、もっと根本的なことを話します。
なぜ、使い分けるのか?
電話スタイルを分類
まず、電話の頻度、回数によって以下のようにタイプ別分類が出来ます。
電話の使用頻度 | 適切な手段 | クオリティー | 料金 | 回線 |
---|---|---|---|---|
多い | 従来の電話 | 良い | 30秒20円 | 電話回線 |
少ない | IP電話・電話アプリ | 改善の余地あり | 上記の半額以下。 | ネット回線 |
上記の表を見てください。僕は電話をまったくしないタイプに分類されます。かつ、仕事は事務職で会社の電話を受けることがほとんどなので、家族、友達とのやりとりに高いクオリティーを求めることはしなくて構いません。
この表を見ると、080から始まる番号は発信するときに30秒20円かかり、高く料金がつきます。
そして、大手キャリアで加入必須となっている電話カケホーダイも、通話時間が多い方以外は通話料が割高、余計な出費であることが指摘されていて、他の手段での電話方法を検討しました。
*ネット接続をする回線ではなく電話回線を使っているために”声がよく聞こえる”、”タイムラグがない”というクオリティーが高いことが評価されています。
そこで、電話頻度が少ない方が、安く電話をすることができるのがネット接続のための回線を使って電話を行う"IP電話・電話アプリ"になります。例えば、LINE電話、050plus、SMARTTalk、楽天電話などが当てはまります。こちらは、安いけれども、クオリティーは改善の余地ありと言われています。
*楽天電話は、電話回線を使用していますが電話アプリに分類されます。
豆知識!!VoLTE
最近、ドコモ、auが始めているVoLTEは、電話をネット回線を使ってできるようにしています。将来的には、通話料とネット通信料が区別されなくなり、合算されて請求されると言われています。
なぜ、電話アプリに一本化しないのか?
なぜ、僕は普通の電話とIP電話を使い分けるのか?安い電話アプリだけにしたほうがラクチンですよね。その理由は、格安スマホは、月額データ量が低く設定されていてデータ量を制限したいのに、電話アプリは常時ネット接続をしていないと着信ができないからです。
一方で、電話回線を使う従来の電話は、データ量を節約するためにネット回線をオフにしていても、着信することができます。
これらを判断すると、いつくるかわからない電話を着信するには、従来の電話のほうが良いことになります。電話アプリだと、メールよりも緊急性が高い電話で「データ通信オフしてたんでごめん」となってしまいます。なので、着信用に決めました。
実際に、データ通信をオフにしていて素早く確認できなかった件について、従来の電話に「メール読んだか?」かかって きました。これも、着信を電話アプリにしていてはどうにもなりません。
一方、発信をするときには電話アプリで問題ありません。
まとめ
データ量をこまめに制限したい格安スマホだからこそ、データ通信に関係のない電話回線とデータ通信を使う電話アプリをうまく使い分けているということでした。