AVで被害を受ける女性たちをなくすには、AV事務所が開かれた存在にならないといけない。
「AV出演契約なんてしていないのに、出演させられた」。AVに出演させられた被害者女性たちの事例をまとめた有識者レポートに、現役女優も意見を交え多方面に広がっているこの頃。
概要をまとめたニュースを読みましたが、上記のような被害事例は過去にも報告、問題提議されています。これは、卒論の下調べで読んだ資料にも書かれているので確かです。
では、どうしたら改善していくのか考えてみました。
事務所がブラックボックス化している
みなさんが、AV業界と聞いて思いつくのは、SOD、ナチュラルハイ、S-1などでしょうか?彼らは、メーカー つまり制作会社です。あとは、テンガで有名なアダルトグッズ会社もあると思います。
ちなみに、メーカーやテンガは就職サイトに募集要項を載せていたりするので、情報はオープンです。
では、AVでホリプロ・ワタナベエンターテインメントなど女優が所属する事務所の名前を知っているという方は、どれだけいるでしょうか?
おそらく、メーカーの会社名よりは少ないと思います。それもそのはずで、第一線で働く女優の所属先以外は、ほとんど表に出てこないからです。
そして、「AV女優 募集」で検索すると、大手であっても「好きな時間に働いてお金稼ぎましょー。まずは、お問い合わせから」のテンプレートで、情報が少ないばかりです。実際に、これが、マイナー事務所になってくると、本当に「AV出演なんて聞いてない!」ということが起こってしまうかもしれません。
健全な業界になるためにも、モザイクあり 無修正(カリビアンコム・ジャポルノ)を問わずAV事務所の詳細を就職サイト風にまとめた特設サイトがあったほうが、オープンになって良いと思います。